出産・育児支援
CHILDBIRTH/CHILDCARE SUPPORT
岡山大学消化器・肝臓内科学では、教室員やその配偶者が出産・子育て中でも働きやすい職場づくりを積極的に支援しています。女性医師において、妊娠、出産、育児など、大切な時期であると同じように、男性医師においても配偶者の 妊娠、出産および男性医師の育児も大切な役割であると考えています。消化器内科医としてのキャリア構築と家庭のワークバランスにおいてそれぞれの先生の希望に沿えるよう、個別に相談に応じサポートしております。
男性医師
主な休暇制度
配偶者出産休暇(期間中2日)
配偶者の出産に伴い勤務しないことが相当であると認められるときは、配偶者の出産に係る入院等の日から当該出産の日後2週間を経過するまでの期間取得できる休暇制度。
育児参加休暇(年度中5日)
配偶者が出産する場合、その出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合にあっては14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの期間、当該出産にかかる子又は小学校就学前の子を養育する。
女性医師
女性医師が出産・子育て中も働きやすいよう、数多くの制度を用意しています。
また、出産のため岡山大学病院を退職し、出産・育児に専念された先生の現場復帰へのサポートも積極的行っております。実際に現場復帰され、関連病院で活躍しておられる先生方も多数いらっしゃいます。
取得者談
育児参加休暇を取得して
近年、男女平等という世の中になっており、共働きの家庭も増えてきています。令和4年に育児休業制度の改正があり、令和7年度の男性育休取得目標は30%と、女性のみならず男性の育児休業取得が推進されています。岡山大学病院消化器内科男性医師でこれまで育児のために休暇を取った先生はいませんでしたが、令和5年1月に1週間ではありますが育児休暇を取得しました。育児休業制度を取得するためには事前申請が必要であり、予定日に合わせての取得が難しいという問題点があります。岡山大学にはダイバーシティ推進本部というものがあり、「配偶者出産休暇」や「育児参加休暇」という直前に取得できる休暇があり、それを利用して休暇を取得しました。1週間ではありますが、育児の大変さを実感でき、妻の負担も減らせたことで今でも家庭円満に仕事と育児を両立しています。大学病院ならではですが、給与の大半を外勤で賄われているため、就業が禁止されている育児休暇中の給与が極端に減少するという問題点も抱えています。育児に対するスタンスも家庭それぞれかと思いますので、各個人に応じた柔軟な対応ができるのも大学病院ならではと思います。興味があればご相談ください。
医員
松三明宏